2024年 6月 28日
オールドマインカットのピアス
「オールドマイン」とは「昔の鉱山」という意味です
これは古い時代のダイヤモンドのカットスタイルを表しています
現在最も有名となったブリリアントカットの原型とも言われ
17世紀に登場しました
最初は原石のままのソーヤブルやポイントカットと呼ばれる8面体
その後テーブル面を持つカットへと続き
ヨーロッパの貴族へ渡る頃には宮廷の照明でより輝くようにカット面が多くなり
シングルカット、マザランカット
そしてオールドマインカットが発明されます
クラウン(ダイヤの上層の斜め部分)が厚く
キューレット(ダイヤの尖った部分)が平らにカットされているので
テーブル面から覗くと中心に丸い窓が見えます
ブリリアントが白く輝くのに対して
オールドマインカットは内から光を放つような落ち着いた輝きがあり
ロウジェで扱うオールドマインカットは全てハンドメイドで研磨されているので
少し不規則な形になっており唯一無二の厳かな美しさを見せてくれます
少しイエローがかったオールドマインと18金の色味がしっくりと
耳元でアンティークの様に繊細に輝きます
石の美しさだけではなく、その類まれな輝きが
当時の王侯貴族を魅了させたオールドマインカットのピアス
ぜひ店頭にてご覧ください